2017年7月28日金曜日

衆議院選挙<小選挙区・比例区>


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小選挙区
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北海道ブロック
北海道

横路 孝弘民進北海道112
吉川 貴盛自民北海道25
高木 宏壽自民北海道32
中村 裕之自民北海道42
和田 義明自民北海道51
佐々木 隆博民進北海道63
伊東 良孝自民北海道73
逢坂 誠二民進北海道83
堀井 学自民北海道92
稲津 久公明北海道103
中川 郁子自民北海道112
武部 新自民北海道122

教えてあげますよ 森ゆう子


なぜ総理が「1月20日に知りました」にこだわるか教えてあげましょうか。自由党の森ゆう子氏「5月9日の私の質問で、総理の答弁が混乱している」

《自由党の森裕子氏は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設の意向を今年1月20日に知ったとする安倍晋三首相の答弁が、過去の自身の質問に対する答弁と異なっているとして追及した。》

http://www.sankei.com/politics/news/170725/plt1707250076-n1.html
森氏「さて安倍総理、困りました。私の5月9日の予算委員会、私の質問に対する安倍総理の答弁、非常に混乱している。質問するつもりではなかったが、整理させていただきたい。昨日、今年の1月20日まで知らなかったといわれている。私の5月9日の質問だが、加計孝太郎理事長が今治市で国家戦略特区による獣医学部新設の希望を持っていることを知っていましたかという質問。特区に申請を今治市が出すので特区に申請した段階において、総理大臣として知り得たということだ。今年の1月10日、加計学園が今治の国家戦略特区に応募した段階で総理が知ったと5月9日には答弁しているがこれでよろしいか」
 首相「2回答弁しているが、このときご質問に確かに、国家戦略特区による獣医学部新設の希望を持っていたことを知っていますかと、こう質問されたわけだが、これについて私の答えを見ると、この加計学園が特区に申請を今治市が出すので、特区に申請した段階において説明を受ける、当局から説明を受けるので、その段階で当然総理大臣として知り得たということでございます、と1回答えるが、その後、森議員から続けて、直接いろいろなお話をされていたのでは、という質問がある。そこで、獣医学部を新設する主体については平成19年11月の今治市等による構造改革特区提案において、と答えているので、私自身、委員のご質問について、構造改革特区と国家戦略特区について取り違えていたんだろうと。その後の答えが正解の答えだ」
森氏「私、今フェアに質問したんですよ。『2年前の6月4日と間違えたんでしょ』といっても良かったんだけど、そうではなくて、今回の国家戦略特区、この今治市、その事業者の募集が行われる。そこに加計学園が応募したときに、事務方から説明を受けたと私はまっとうに受け取ったんですよ。なぜ総理がこんな昨日から、1月20日に初めて知りましたという答弁でこんなにも混乱するのか。理由を教えてあげましょうか。教えてあげますよ」
 「それは構造改革特区のときは今治と加計はセットだった。名前も出ていた。今治といえば加計なんですよ。セットなんですよ。だけれども、わざわざ国家戦略特区では、不自然だが、加計学園の名前をあえて伏せた。みんなが知らないという前提でまだ事業者は手を挙げていない、あくまでも公募なんだという前提にした。本当は知っているのに知らないふりをした。だから混乱しているわけですよ。とにかくこの答弁、本当に1月20日だったのか。これ全部混乱しているので、全く信用できないが、整理をしてもらいたい」
 《山本一太委員長「後刻、理事会で協議します」》
 森氏「松野博一文部科学相は(学部設置について)告示の改正を行っていない時点でも、門前払いをせずに事前の相談に乗るということはあるので、だからこそ加計学園に対していろいろ相談に乗っていたと答弁された。しかし、それは私が見た議事要旨、国家戦略特区における議事要旨と全然違う。去年の10月17日、京都産業大学がヒアリングに出席をして、プレゼンを行ったそのときの議事要旨だ。最後の方にある、議事要旨8ページ目。京都産業大学の副学長は正式に設置申請に向けての事前調整ということではなくて、なんとかそこをご配慮いただきたいという事前相談みたいなところがあったが、なかなか農水省含めて獣医師の充足しているという論法の中で、これ以上獣医学部をつくる必要ないという話に終わってしまっている。いわば門前払いをしている」
3p
「ということで京産大は国家戦略特区のヒアリングの場で、八田達夫座長の『設置審に要請されようとしたら事前協議が必要だといわれ、事前協議ではこれは無理ですよといわれた、ということですが、無理だという根拠は何だったんですか』という質問に対して、そう答えている。告示が改正されていなくても丁寧に相談に乗ったと。丁寧に相談に乗って加計学園への伝達事項、こういう形で加計学園に対して丁寧に事前の調整を行っている。全然違うじゃないですか。京都産業大学、門前払いじゃないですか。一般的にそんなことやっていないじゃないですか。さっきのは虚偽答弁じゃないですか、訂正してください」
 松野氏「国家戦略特区が前提であっても、大学設置の事前相談に乗ってきたことは過去の事例でもある。あわせて10月17日と指摘だったと思うが、そのヒアリングに関して文科省も呼ばれていない。その内容について文科省として詳しく承知していないが、当然のことながらすべてのといっていいと思うが、新しい大学や学部を設置するときは、ほとんどすべての法人が文科省に事前相談にいらっしゃる。問い合わせ事項に関してはしっかりと対応している。京産大が、仮に、これは事前審査に対する相談があったかなかったかということは公表しないことにしているが、仮に京産大から事前相談があったとすれば、文科省として適切に対応していると考えている」
 森氏「デタラメ言わないでください。京産大には何も丁寧に対応していないじゃないですか。門前払いしたと国家戦略特区の公開されている議事要旨にきちんと書いてあるじゃないですか。ついこの間、協議されたことですよ。何でそんなデタラメ言うんですか。大臣の答弁と京産大がヒアリングに答えた内容、全く違う。どっちが正しいのか」
4p
松野氏「昨年10月17日のヒアリングに文科省、参加をしていない。ヒアリング内容があったことについては後日ホームページで確認した状況だが。この問題に関して先生からの詳細な質問通告をいただいていないかと思うので、先ほどの今ご指摘があった点についてしっかりと確認させてもらいたい」
 森氏「ということで加計学園には丁寧に、特別扱いで一生懸命やりましたということです。ちなみに文科省が知らないのも無理ない。私たちも今年の3月の終わりになるまで京産大がヒアリングを行ったかさえ知らなかった。なぜか朝日新聞に指摘されるまで非公開だった。文科省にさえ知らされなかった。おかしいじゃないですか」
 「山本幸三地方創生担当相にうかがいたい。3省合意。この間、いろいろな条件をつけて、いわば規制強化ということで加計学園しか通れない穴を空けた。広域的に獣医学部のない地域に限り、1校に限り、もう一つはこの間議論になっている平成30年4月開学だ。平成30年4月開学がどこで決まったのか、委員会でたびたびうかがってきたが、明確な回答はない。最後は大臣が決断をしたんだとか、いろいろ出てくるが、3大臣合意文書、これはいろいろ聞いても記録がない、記憶がない、確認できない、と繰り返す内閣府が、唯一といっていいほど出してきた資料だ。なぜ、この3大臣合意に平成30年4月開学というもう一つの条件を合意内容に入れなかったのか」
5p
山本氏「平成30年4月開学ということはすでにパブリックコメントで出している。パブリックコメントというのは内閣府と文科省の共同告示で出す文案をパブリックコメントするので、すでに分かっているわけであります。ただ、1校に限るということはその時点では決まっていない。したがって12月8日に獣医師会から1校に限るようにという要請が強く寄せられて、またパブリックコメントが12月17日に結果が出たので、そこで慎重な意見がかなり多いということを踏まえて、これを1校に限るというようにしようと私が決断し、文科大臣と農水大臣に12月22日に合意文書ができたということだ」
 森氏「おかしいですよ。パブリックコメントでこれに反対する意見が多数寄せられた。あらためて、これどこにも決まっていない、平成30年4月開学。総理がお尻を切った平成30年4月開学。これによって京産大があきらめた。この条件。なぜ重要な条件を3大臣合意に加えなかったのか。あまりにも不透明なんですよ。総理、あまりにも不透明なので総理がいくら潔白を証明しても国民は絶対納得しない。きちんといろいろな資料を出させるように指示していただけませんか」
 首相「平成30年4月開設とするよう指示を行ったことは一切ない。告示案は特区諮問会議にかかるものではないので事前に報告も受けていない。その上で申し上げれば、国家戦略特区は閣議決定した文書である。特区基本方針に定めているとおりスピードを重視し、機動的運営を行っていくことを運用の原則にしているし、私も常々岩盤規制改革を全体としてスピード感を持って進めていくよう指示をしていて、具体的に山本大臣はこの方針のもとに文科大臣と合意の上で作成したものと理解しているし、京産大も先般の記者会見で京産大外しの意図があったとは考えていない、また納得できない部分は特にないと述べていると承知している」